驚きの事実、意外に多いじゃがいもの食中毒

フード

皆さんは知ってました?

じゃがいもといえば「じゃがバター」「コロッケ」「ポテトサラダ」「カレーの具」「あつあつのおでん」それに「肉じゃが」と美味しい料理には欠かせない食材ですよね

じゃがいもによる食中毒の原因

実は日本でのじゃがいもによる食中毒の件数は、結構多いようです。特に学校などで自家栽培されたじゃがいもを使用した際に発生していることが多いようです。

じゃがいもが食中毒の原因となる主な理由は、ソラニンという自然に生成される毒素です。特に、じゃがいもが緑色に変色したり、芽が出ている場合には、このソラニンが高濃度になります。ソラニンは消化器官に影響を与え、吐き気や下痢などの症状を引き起こす可能性があります

過去の事例と件数

  • 2006年:東京都江戸川区の小学校で、理科の実習用に校内で栽培されたじゃがいもを使用し、生徒75名と教職員2名が軽症の食中毒症状を呈しました。
  • 2010年から2013年の5年間:日本ではじゃがいもによる食中毒が11件発生し、総患者数は114人にのぼりました。その内訳は、2013年に3件(患者数9人)、2012年に3件(患者数28人)、2011年に1件(患者数5人)、2010年に3件(患者数42人)、2009年に1件(患者数35人)でした。

対策と注意点

  • 保存方法:ジャガイモは新鮮なうちに食べ、長期保存は避けることが望ましいです。保存する場合は冷暗所に置き、高温や明るい場所での保管は避けます。
  • 調理方法:皮や芽を含む部分を取り除き、十分に加熱して調理します。ソラニンは熱に強いため、ゆでるなどの方法が推奨されますが、完全に分解されるわけではありません。

これらを気を付けて栄養豊富なじゃがいもをおいしく食べましょう

ではまた

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