BS/CS放送を視聴したい!DIYでBSアンテナを取り付ける時の流れ

BS/CS放送を視聴したい!DIYでBSアンテナを取り付ける時の流れ

BSデジタル放送・CS放送を視聴するためには、BS放送を視聴できるパラボラアンテナを設置するか、フレッツ・テレビやJ:COMなどケーブルテレビに加入が必要です。

パラボラアンテナを設置した場合は初期費用としてアンテナ設置費用がかかりますが、フレッツ・テレビやケーブルテレビでBS/CS放送を視聴する場合に比べて月額料金を抑えることができます。

アンテナを設置する場合、気になるのは設置費用です。アンテナ業者に依頼すると工賃がかさむので個人で設置したほうが安くすみます。

そこでBSアンテナをDIYで設置してBS/CS放送の視聴を検討している際に抑えておきたい情報をまとめました。

 

BS/CSのアンテナを付ける前に視聴したい放送を確認する

地上デジタル放送用のアンテナ(八木アンテナやデザインアンテナ)では、地上デジタル放送しか受信できません。

そのためBS/CS放送を視聴したい方は、BS/CS放送を受信できるパラボラアンテナが必要です。

ただし、パラボラアンテナにも受信できるものが決まっています。

注意してほしいのは、スカパー!が見たくてパラボラアンテナの設置を検討している方。

2018年11月現在、スカパーには69チャンネルが見れる「スカパー!」と154チャンネルが見れる「スカパー!プレミアム」が存在します。

結論から言うと、スカパー!プレミアムを視聴したい方はスカパーが販売しているスカパープレミアムに対応したアンテナが必要なので注意してください。

NHKのBSやWOWOWなどのBS放送とスカパープレミアム以外のスカパー放送は、110度CS対応BSアンテナで受信できます。

また2018年12月から放送が始まる4K8K放送は、一部のチャンネルは従来のパラボラアンテナでは視聴できません。

関連記事⇒「4K8K放送とは?メリットや注意点など

4K8K放送を制限無しで楽しみたい方は、4K8K放送に対応したパラボラアンテナの設置が必要です。

視聴したい放送と取り付けるアンテナの種類

アパートなどの集合住宅はアンテナの設置前に大家に確認

アパートやマンションなどの集合住宅でBS/CS放送を視聴したい場合は、まず管理会社や大家に問い合わせてみてください。

アパートやマンションなどの集合住宅では、すでにパラボラアンテナが設置されている場合や、ケーブルテレビなどの方法でテレビを受信できるようになっている場合があります。

その場合個人で別途パラボラアンテナを設置しなくてもBS/CSの視聴が可能です。

またアパートやマンションなどで個人でパラボラアンテナを設置する場合、賃貸契約に抵触する場合もあります。

パラボラアンテナをアパートに取り付ける場合は、ベランダの手すりなどに設置することが多くなります。また、アンテナの固定で穴を開ける場合もあります。

物件によっては規約で住民は住宅の外観を損ねない、というような内容の規約を設けている場合がありベランダに勝手にアンテナの設置をされることをよく思わない大家さんもいらっしゃいますし、アンテナを取り付けるために穴をあけたことを事後報告した場合は更新に影響がある場合もあるでしょう。

そのためアパートやマンションなどの集合住宅でBS/CS放送の視聴を検討している方は、まず管理会社や大家さんに問い合わせしてからアンテナの設置に進みましょう。

 

DIYでBSアンテナを取り付ける時の流れ

DIYでBSアンテナを取り付ける時の流れは以下のとおりです。

  1. アンテナの取り付け場所を決める
  2. 配線を確認しておく
  3. アンテナを購入する
  4. アンテナを設置する

それぞれ注意点などを詳しく解説していきます。

アンテナの取り付け場所を決める

最初にアンテナの取り付け場所を決めておきましょう。

BSアンテナは南南西の方向に向けて設置します。屋根上に取り付ける場合はまず問題ありませんが、ベランダなどに取り付けようと考えているかたは、南南西の方向にむけてBSアンテナを取り付けることが出来るか確認しておきましょう。

配線の確認

取り付け場所が決まったら、アンテナから室内までケーブルをどのように通すかを考えておきましょう。

壁に配線用の穴を新たにあけて通したり、エアコンの配管を通している穴を使ったりするのが一般的です。

しかし、壁に穴を開けるのはもちろんのことエアコンの配管を通している穴を利用するのもDIY初心者だと難易度が高い作業になってきます。

穴をパテで埋める、雨水防止のためにコーキングするなどのDIYの知識がない方にはおすすめできません。

初心者におすすめなのは、フラットケーブルを利用して窓から室内へケーブルを通すという方法です。

フラットケーブルを利用すれば手軽に室内に配線を通すことができますので、DIY初心者の方は検討してみて下さい。

アンテナの購入

BSアンテナの設置場所が決まったら、次は実際に取り付けるアンテナ選びです。大きさなど形状から価格まで様々なBSアンテナが販売されていますが、個人宅に取り付ける場合そこまで差はありませんので価格、デザインなどで選んでもまず問題ありません。

こだわりがない方は、配線や取り付けの金具がセットになったアンテナセットがおすすめです。

アンテナの取り付け場所から視聴する部屋まで配線が問題なく届くか、届かない場合は別途ケーブルを購入するかなど自分の環境と照らし合わせてアンテナを選びましょう。

アンテナの設置

アンテナが手元に届いたらいよいよ設置作業です。設置作業は付属の説明書を参考に取り付けていくことになりますが、注意したいのはアンテナの角度の調整。

というのもパラボラアンテナは指向性が強いので、少し角度がずれるだけで受信レベルが大きく変わります。

またテレビのアンテナレベルで調整する場合、テレビ画面で表示される受信レベルの数値やパーグラフは、テレビ内部でデジタル処理をするので2~3秒のタイムラグが発生します。

そのため、アンテナの角度はゆっくりと動かして調整しないといけません。

アンテナの取り付けなどは、ドライバーを触ったことが全くないような方でなければ問題ないかと思いますが、アンテナの角度の調整は想像以上に根気が必要な作業になりますので、その点を頭の隅に入れてから作業に入ってください。

DIYに自信がない人はアンテナ取り付け業者に依頼するのがおすすめ

DIYでBSアンテナを取り付ける場合に確認しておきたいことは以上です。

BSアンテナは手軽に設置することができますが、壁開け作業などが必要になってくる場合、DIY初心者ならアンテナ業者に依頼するのが無難です。

また最初の角度の調整が難しい点やアンテナの固定が甘い場合はもちろん、ちゃんと固定していても台風などの強風の影響や飛散分などでアンテナがずれた場合に、テレビが映らなくなり再度角度の調整が必要になります。

しっかりとしたアンテナ業者を選べば、テレビが映らなくなった場合も内容によっては保証で直してくれますし、自然災害などの場合は火災保険を利用すれば家計に影響を受けることはありません。

参考記事⇒「愛知(名古屋)のテレビアンテナの修理・取替えの費用の相場は?

DIYに自信がない方は、最初からアンテナ業者に依頼するのをおすすめします。

愛知(名古屋)でおすすめのアンテナ工事業者は以下の記事でまとめていますので、BSアンテナの取り付けを検討している方はぜひご確認ください。

愛知(名古屋)のテレビアンテナ工事おすすめ業者