テレビが映らなくなった場合いろんな原因が考えられますが、自宅に複数台テレビがあって全てのテレビが映らない場合はテレビアンテナの傾きや故障が考えられます。
この記事ではアンテナ修理の相場と、アンテナ修理を実際に行う前に確認しておきたいことをまとめました。
アンテナの修理を検討している方はぜひご確認ください。
目次
テレビアンテナ修理・取り換え費用の相場は?
アンテナの修理の費用はアンテナ本体の交換・取り付けで15,000円~、アンテナが壊れておらず角度調整や再設置などでは6,000円~が必要になってきます。
また状況によってはブースター交換(10,000円~)や分配器の交換(4,000円前後)が発生します。
料金は、アンテナや固定器具などどこに損傷があるかによっても変わりますし業者によっても異なります。また出張費などが発生する場合もあります。
テレビが映らないと非常に不便なのでアンテナ修理を考えている方は即依頼をしたいと思いますが、いくつかの業者に見積もりをとってから納得のゆく工事会社に依頼するのをおすすめします。
テレビアンテナ以外が原因かも・・・アンテナの修理が必要か確認
テレビアンテナの取り換え費用の相場をご紹介しましたが、あなたのテレビはテレビアンテナの故障以外が原因でテレビが映らないのかもしれません。まずは以下の項目をチェックしてみてください。
よくあるエラーコードE101 E202
テレビの電源が入ってもテレビに映像が映らない場合は、テレビにエラーコードもしくはエラーメッセージが表示されているかと思います。
テレビを設置して初めて電源を入れたときなどによくあるのがエラーコードE101です。エラーコードE101はB-CASカードが原因で表示されます。エラーコードE101が表示されていたらB-CASカードがちゃんと挿入されているか、向きはあっているかを確認してください。
エラーコードの表示がE202となっていたらテレビアンテナの故障が考えられますが、テレビ本体と壁のテレビアンテナ端子が何かの拍子で外れてしまったということもよくあります。テレビ側、壁のテレビ端子側ともにちゃんと接続されているか手で触って確認してみてください。
アンテナ受信レベルのチェックはテレビ上で出来る
アンテナ端子の接続も確認したのにテレビが映らないのなら、利用しているテレビでアンテナの受信レベルを確認してみてください。(受信レベルの確認は利用しているテレビのメーカーや機種毎に異なりますので、お手持ちのテレビの説明書をご確認ください。)
受信可能レベルになっていない場合、テレビアンテナに何かしらの原因がある可能性が濃厚です。
テレビが映らない原因は「テレビが映らなくなった!?原因と対処や修理の仕方」でまとめていますのでそちらも確認してみてください。
自分でテレビアンテナの修理はできる?
実際にテレビアンテナの修理が必要となった場合、金銭面の問題でテレビアンテナの修理を自分で行う方もいらっしゃいますが、テレビアンテナの修理を素人が行うのはおすすめできません。
- 屋根の上に登って作業⇒テレビアンテナの修理は基本的に屋根の上に登って行います。そのため屋根から落ちて怪我、最悪の場合は命を落とすことだって考えられます。
- 一人で作業するのは大変⇒テレビアンテナの作業は複数人で行うのが基本です。テレビアンテナ自体はそこまで重くはないですが、それを屋根の上という不安定な場所で一人で抑えて設置するのは大変な作業です。風がふけば更に安定感はなくなります。受信レベルをテレビ上でチェックするにも複数人で作業するのが望ましいのですが、友人や家族などに頼むのは前述したとおり屋根から落ちて怪我をさせてしまう可能性があるためおすすめできません。
- 屋根を壊してしまう⇒屋根の上の構造を知らないとせっかくアンテナが直ったのに屋根を壊してしまったということにもなりかねません。安くすませるために自分でアンテナ修理をしたのに屋根の修理が必要になったので余計に費用がかかってしまった・・・ということも充分に考えられます。
- 最低限の知識が必要⇒アンテナの修理に必要な作業工程・チェックリストは様々です。アンテナ本体のどこが損傷しているのか、角度の問題なのか、ブースター等の周辺機器の問題なのか等々の修理箇所の見極めは勿論、実際に施工するにあたって工具とそれを取り扱える経験も必要です。
以上の理由などでテレビアンテナの修理は専門の業者に依頼するのをおすすめします。
アンテナの修理費用は誰が払うの?
住んでいる家によっては、アンテナの修理費用を自分で支払わなくても良いケースがあります。当てはまる方は無駄な費用を支払わなくてすみますのでぜひご確認ください。
アパートや借家などでテレビアンテナが壊れた場合
アパートや借家などで、テレビアンテナを設備として家主が付けた場合は家主が修理費用を負担します。
住んでいる人(賃借人)が追加でテレビアンテナを付けた場合は住んでいる人が修理費用を支払います。
前に住んでいる人がテレビアンテナを付けて残留物としてテレビアンテナが設置されていた場合も、契約書に特段規約がない限り借り主が修理費用を支払うことになります。
台風や雪など自然災害で壊れた場合
アンテナが台風などの強風や雪などで壊れてしまった場合、火災保険に入っていたら保険の対象になる可能性が非常に高いです。
火災保険は火事などでの損害のみ対象になっていると思っている方が多いのですが、実際は台風や雷、雪などによる自宅の損傷もほとんどの保険会社で保険の対象になっています。
台風などでアンテナが壊れた場合は、まず契約している保険会社に問い合わせてみてください。
テレビアンテナの修理はどこに頼む?
テレビアンテナの修理は主に以下の店舗や業者で依頼できます。
家電量販店・ ホームセンター | おすすめできない | 実際に修理に来るのは委託を受けた地元電気店が多いので、仲介手数料などにより割高になるためおすすめできません。 |
近所の電気屋や大工 | 場合によってはおすすめできる | 信頼できるお店や人物を知っている場合はいいですが、知らない場合は価格や技術にばらつきがあるという点を頭のすみにおいてから探したほうがいいです。 |
アンテナ修理専門業者 | おすすめ | 主にインターネットで集客を行っている会社で、アンテナ工事を専門に行なっているので技術力は問題ありません。 またほとんどの会社でホームページに費用も明確に表示されています。 |
信頼できる地元の電気屋を知っている方以外はインターネットで集客を行っているアンテナ修理専門業者に依頼するのがおすすめです。
愛知(名古屋)でおすすめのアンテナ工事業者は以下の記事でまとめています。アンテナ修理を検討している方はぜひご確認ください。
